ガソリンをポリ容器での保管ダメ
2008年(平成20年)3月31日で『ガソリン税(揮発油税・地方道路税)』の暫定税率が失効したため、暫定税率分の約25円近く値下げしてガソリンを販売するガソリンスタンドが多い中、すでに繋ぎ法案が可決しており、このガソリンの値下げは4月一杯という見方も多いためか、少しでもガソリンが安いうちに買いだめしておこうというドライバーが増加し、ポリ容器、ペットボトル等へガソリンを給油して保管しようとするドライバーに対して各都道府県、市区町村の消防局などが、「ポリ容器へ保管したガソリンは静電気によって発火する恐れがあり、とても危険なためやめてほしい」と注意を呼びかけています。
そもそもポリ容器でのガソリンの保管は消防法で禁止されていますが、このことを知らない消費者が圧倒的に多いのが原状で、また「ガソリンの引火点はマイナス40度ほどと低く、静電気の火花でも発火する恐れがあり、ポリ容器は運搬中にガソリンの液面が揺れただけでも静電気が発生し、特にポリ容器から車などの燃料タンクにガソリンを給油するのが最も危険」とされています。
ただ金属製の専用容器への保管であれば40リットルまでは家庭で保管できますが、それ以上保管する場合には消防署長などへの届け出も必要となっていますので注意しましょう。
[平成19年4月5日・中日新聞より一部抜粋]
ガソリン価格が約25円近く値下がりし、この値下げが4月いっぱいの可能性が高いのであれば消費者、ドライバーにとっては買いだめしておきたいと思うのは当然ですよね。
ただポリ容器へのガソリンの保管は本当に危険ですので絶対にやめましょう!ポリ容器から車の燃料タンクに給油する際にもしも人間が静電気を帯びていたら大変なことになってしまいますからね。
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