静電気体質の正体は?
静電気体質という言葉をよく聞くことがありますが、実際に体質の違いによって、静電気がたまりやすい体質、起こりやすい体質はあるのでしょうか?
静電気体質? | |
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体脂肪の量や汗のかき方などが静電気のたまりやすさに影響するといわれることもありますが、ズバリいうと、“静電気体質なんて今のところ科学的根拠はないようです”。
しかしです。いまのところは科学的根拠はないようですが、いずれは科学的にも証明されるかもしれませんし、科学的根拠はなくても静電気がたまりやすい体質、起こりやすい体質はあるのかもしれません。世の中には科学的に証明できないことも数多くありますから。
静電気体質の正体は? | |
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まず静電気体質という方には「不健康」な方が多いようです。
静電気の量は、静電気が起こりやすい人も、そうでない人もそれほど大差はありません。
ではなぜその差が生まれるのかというと、健康な人ほど静電気を逃がしやすい体質(自然放電が上手)で、不健康な人ほど静電気を溜め込んでしまう(自然放電が苦手)といった状態になるといわれています。
一般的に静電気体質といわれている方は自然放電ができない人(帯電体質)で、静電気を感じない、起こりにくい人は知らない間にうまく自然放電している人なのです。
静電気がたまりやすい、起こりやすい体質、自然放電が苦手な人の共通点として、
・肩コリ
・腰痛
・膝・足首など関節の痛み
・眠れないほどの冷え性
などがあげられます。
人間の体内はイオンと呼ばれる電気でコントロールされています。
健康な体内は弱アルカリ性で、皮膚表面は弱酸性の状態になっています。つまり体の内側と外側で電気のバランスが取れているんです。
しかしストレスや睡眠不足、食生活の乱れなどで体内バランスが崩れ体内にプラス電子が多くなり、体内が酸性に傾くと、逆に皮膚表面はマイナス電子が多くなった状態になります。
すると体内にプラスの電気を引き寄せやすい状態になり、逆にマイナスイオンは体に取り込まれない状態になってしまいます。
こうして静電気がたまりやすい人、起こりやすい人は「自分は静電気体質」だと思うようになるのです。
静電気体質と思い込んでいる多くの人はこのような“不健康”な状態といえるかもしれませんので、静電気体質を改善するには、健康的な生活を取り戻し、体内のイオンバランスを整えることがとても大切なのです。
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